補聴器・難聴

iPhoneと繋がる補聴器。対応機種やスマホ側で操作できること。進化を遂げた補聴器はもう未来のウェアラブルデバイスと言っていいかもしれない。

こんにちは!『ミライニナウ』運営者のミライマです!

未来担う世代の私達が今から考えておかなければいけないこと。

 

今回のテーマは『補聴器』です!

 

近い将来確実に到来する超高齢化社会。

高齢者が必ず直面するであろう難聴の問題。我々にとっても他人事ではありません。

特に今後はご家族の補聴器購入の検討をされる方も少なくないでしょう。

 

今回はiPhoneと繋がることでさらに便利になった補聴器について、対応機種やスマホ側で操作できることなどをリサーチします!

 

※当記事は元補聴器メーカー・補聴器歴10年の筆者の、過去に500名を超える補聴器ユーザー様への販売、カウンセリング経験を元に考察していますが、医療機器である補聴器の使用については医療機関の判断が優先されます。あくまで補聴器購入の際の一つの参考資料としてご活用いただければ幸いです。

 

補聴器がiPhoneやアンドロイドと繋がる!?

イマさん
イマさん
む、、ちょっとついていける、、かな?

ミライマ
ミライマ
今スマホを使っている方なら大丈夫!最新の補聴器はiPhoneやアンドロイドと繋がって利便性がググッと高まります!

まずはiPhoneと補聴器が繋がるとどんないいことがあるの?という部分について見ていきましょう!

 

補聴器とスマホが繋がることでできる操作、便利な機能について

 

 

機種によって若干できることは異なりますが、スマホと補聴器を接続すると主に以下のようなことをスマホ側で操作・確認ができるようになります。

 

  1. 補聴器の音量の調整

  2. 電池残量をスマホで確認

  3. 補聴器を落とした場合の位置情報の確認

  4. スマホにダウンロードした音楽を補聴器から直接聞ける

  5. スマホを耳に当てなくても電話ができる

 

一つずつ掘り下げてみましょう。

 

①補聴器の音量の調整がスマホで簡単!

イマさん
イマさん
そもそも補聴器の音量調整って今までどうやってたんじゃ?

実はこんな感じでやっていました…

 

出典:https://www.oticon.co.jp/

 

これです。赤丸の部分がボタンになっており、カチカチと推すことでボリュームの上げ下げができます。が!

 

 

操作が細かすぎるっ!

ボタンが小さすぎっ!

 

 

というのが最大の難点でした。その結果補聴器の音量調整機能を実際に使っている人は実はかなり少ない状況だったんです。

筆者はこれまで500名を超えるユーザー様と接してきましたが、音量調整ボタンを完璧に操作できる方は多く見積もっても全体の3割には届かないぐらいのイメージでした。

 

  • テレビをもうちょっとだけ大きなボリュームで聞きたい

  • ちょっと聞きづらい喋り方の人なので少しだけ大きくしたい

 

このような微調整ができるすごく便利な機能なのですが宝の持ち腐れとなるケースが非常に多かったのです。

そこで登場したのがスマホで調整する!という発想です。

メーカーによって操作方法は違いますが、ほぼ全ての機種がスマホの画面をスワイプするだけで簡単に音量調整が可能となりました。

これまで接してきたユーザー様の反応として

 

『人前で補聴器をカチカチ触るのが恥ずかしい』

 

という声も少なくありませんでしたので、そういった意味でもスマホで操作できるのは非常にありがたいですね。

 

②電池残量をスマホで確認できる!

補聴器電池一粒の持ち時間ってご存知でしょうか?

電池の種類にもよりますが、短くて3日〜5日、長くても3週間〜1ヶ月ぐらいです。

充電式補聴器もようやく出てきましたがまだまだ交換式が主流なため、補聴器ユーザーはいつも突然の電池切れの恐怖に怯えているのが現状です。

従来のほぼ全ての補聴器は電池残量が減ってくると音でお知らせしてくれるのですが、良く耳にするユーザーの声がこちらです。

 

  • 電池切れのお知らせ音が良く聞こえない
  • 気がついたら電池が切れていた

 

『音が突然聞こえなくなった!故障だ!』と来店される方は多いですが『ただの電池切れだった』ということは補聴器業界のあるあるです。

電池残量が一目でわかる、ということは補聴器ユーザーにとってはとても重要なことなのです。

③ 補聴器を紛失した場合の位置情報の確認

いわゆる『iPhoneを探す』の補聴器版ですね。

補聴器ユーザーの方々は皆様が想像している以上に補聴器を紛失することが多いんです。

しかも紛失場所の大半が自宅だったりします。

最近の補聴器は本当に小さくできているので屋内でも何かの間に挟まったりすると見つけることは至難の業です。

補聴器は安くても10万円を超えるものがほとんどなので、紛失してもそう簡単に新たに購入することはできません。

 

『やばい!補聴器が無い!』

 

という時にスマホで位置情報を確認できるのは非常にありがたい機能と言えるでしょう。

 

④スマホにダウンロードした音楽を補聴器から直接聞ける

こちらの機能はBluetoothイヤホンと同じような役割を担います。

これまでは音楽を聴くときは一度補聴器を外してイヤホンやヘッドホンに付け替えるという手間がありましたが、最新の補聴器は補聴器そのものがイヤホン代わりになるため、いつでもどこでも気軽に音楽を楽しむことができます。

 

⑤スマホを耳に当てなくても電話ができる

電話の聞き取りについてはこれまで本当に多くの補聴器ユーザーを悩ませていました。筆者自身も

 

『通常の会話は補聴器で改善されても電話はどうしても聞き取りづらいんだよね。。』

 

という相談を何度となく受けたことがあります。

補聴器で電話を聞き取りづらい最大の原因電話を補聴器に直接押し当てなければいけないことにあります。

電話側のスピーカーと補聴器側のマイクがぴったりの位置にあればある程度聞き取りは可能なのですが、なかなかうまくいきません。

上記のような物理的な問題は補聴器と携帯がBluetoothで繋がることにより一気に解決しました。

すなわち電話を補聴器に押し当てなくても、会話音は補聴器から”直接”聞くことができるようになったのです。

 

iPhoneと繋がる補聴器 対応機種

 

 

これまでの項ではiPhoneと繋がる補聴器の利便性について見てきました。

続いてスマホ接続に対応している補聴器のメーカーと機種についてリサーチしてみたいと思います。

 

Made for iPhone補聴器対応メーカー・機種

Made for iPhone補聴器とは?

iPhoneに接続することができる補聴器はMade for iPhone補聴器と呼ばれます。

以下をご覧ください。

 

「Made for iPhone」
補聴器とサウンドプロセッサ

Appleは業界を代表するメーカーと協力し、iPhoneとiPadのための特別な補聴器とサウンドプロセッサを開発しました。これらの先進的なヒアリングデバイスは画期的なまでに優れた音質と、数多くの便利な機能を持ち、ほかのBluetooth対応デバイスと同様に設定するのも使うのも簡単です。ホームボタンをトリプルクリックするだけで、ペアリングしたヒアリングデバイスの機能と設定にすばやくアクセスできます。バッテリーの状態も一目で確認でき、左右のボリュームは一緒にでも別々にでも調節できます。外出時やレストランなど雑音が多い環境に入った時には、あなたの聴覚専門医による環境プリセットをすばやく適用することもできます。ほかのリモコンは一切必要ありません。

引用:https://www.apple.com/

 

上記はiPhoneの製造元であるapple社の公式サイトの説明です。iPhoneやiPadをお持ちの方は是非以下の操作を行ってみてください。

 

設定⇒一般⇒アクセシビリティ⇒MFIヒアリングデバイス

 

するとこんな画面が出てくるはずです。

 

 

今は手元に補聴器が無いので検索中の状態ですが、Made for iPhone対応補聴器が手元にある場合、補聴器の電源を入れるだけで簡単にiPhoneと繋がることができます。

スマホの操作が苦手な方でも簡単に接続できますので安心ですね!

あとは専用のアプリをダウンロードするだけで先述の様々な機能をスマホ側から操作・確認することができるようになります。

下記はワイデックスという補聴器メーカーのスマホアプリの実際の画像です。

 

 

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、右上の赤丸の部分が電池残量の表示です。

 

 

続いてこちらがボリューム調整画面です。左右のボリュームをそれぞれスワイプして調整ができます。

 

 

最後に、こちらは音質の調整画面です。低音・中音・高音に分かれており好みに合わせてそれぞれのバランス調整ができます。

以上のようにMade for iPhone補聴器はスマホを使用して視覚的に操作できるので、初めて補聴器を使用される方も安心です。

 

Made for iPhone対応機種とメーカー

それでは現在Made for iPhoneに対応している補聴器のメーカーと機種について見ていきたいと思いますが、日本国内の補聴器取扱店舗で比較的よく見かけるものに限定します。

 

リサウンド(GN)/デンマーク

出典:https://www.resound.com/

対応機種

  • リサウンド・リンクス3D
  • リサウンド・リンクス²
  • リサウンド・リンクス
  • リサウンド・エンツォ3D
  • リサウンド・エンツォ²
  • リサウンド・エンツォ
  • リサウンド・アップスマート

各補聴器の機能・性能については公式サイトをご確認ください。

 

オーティコン/デンマーク

出典:https://www.oticon.co.jp/

対応機種

  • オープン1
  • オープン2
  • オープン3

各補聴器の機能・性能については公式サイトをご確認ください。

 

ワイデックス/デンマーク

出典:https://japan.widex.com/

対応機種

  • ワイデックス・ビヨンド

各補聴器の機能・性能については公式サイトをご確認ください。

 

シーメンス・シグニア/ドイツ

出典:https://www.signia.jp/

  • ピュア 13 BT primax
  • ピュア 312 Nx
  • ピュア 13 Nx
  • ピュア Charge&Go Nx
  • モーション 13 Nx
  • モーション 13P Nx

各補聴器の機能・性能についてはを公式サイトご確認ください。

 

まとめ

今回はiPhoneと繋がり利便性が向上した補聴器について見てきました。最後に内容を振り返ってみたいと思います。

 

Made for iPhone補聴器

  • 補聴器がiPhoneと繋がることで以下のような操作をスマホ側からできるようになった
  • 補聴器の音量調整
  • 補聴器の電池残量の確認
  • 補聴器を紛失した場合の位置情報の確認
  • iPhoneでダウンロードした音楽をイヤホンを使わず補聴器から直接聞くことができる
  • 電話を耳に押し当てることなく補聴器側で直接会話音を聞くことができる
  • 世界各国の補聴器メーカーでMade for iPhone補聴器のラインナップがリリース

 

いかがでしたか?難聴の問題を改善するために進化してきた補聴器ですが、最新の機種はapple watchのようなウェアラブルデバイスとしての機能も備えるようになってきました。

スマホとの連動によって補聴器が聞こえに悩み方々にとってより身近な存在となることを切に願います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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